はるの思考回路

こんにちは!はるです!主に自分の悩みとそれに対する考えを発信していこうと思ってます!!

「花束みたいな恋をした。」を観てきました!

こんにちは、はるです!

 

今日はひな祭りですね!皆さんはいかがお過ごしでしょうか?

私は、「花束みたいな恋をした。」を観に行きました。

そしてその作品の感想を今日は書こうかと思います!

 

注意)ネタバレになってしまうと思いますので、読む際はお気をつけください。また、内容が少し違ったり飛ばしてしまっている部分があると思います。ご了承ください。

 

 

 

 

f:id:haru_start:20210303221257j:plain

映画の半券

 

 

 

 

 

いきなり観終わった話ですが、観終わってなんでこれが「花束みたいな恋」になんだろ?って思ったんです。それで、一緒に行った人と感想言いながら話してたら「この恋の終わりって、”楽しかったね”っていう終わり方で、大体の恋って、相手が嫌になったり不満が溜まってあまり良く無い終わりが多くない?”楽しかったね”っていう終わり方にならないよね」ってことになって、確かにそうかもしれないと感じました。

だから、美しくも儚い恋=花束みたいな恋ってことなのかなという解釈に至りました。

観た人はどう思ったんでしょうか、気になります。

 

そして全体を通して、とてもリアルな作品に感じました。実際にあり得る恋愛観。

 

 

まず、最初は共通の趣味・好みから仲良くなり、大学時代に付き合いだした二人が幸せそうな日常を過ごしていている姿。見ていても楽しそうだなぁって思っちゃうくらい素敵でした。出会いたての時からどんどん仲良くなっていく感じとか超可愛いし、なんかこっちがワクワクしました。あと、付き合うことになった後横断歩道待ちながら二人がキスして、絹が「こういうコミュニケーションは頻繁にしたい方です」って言ったとこ!あんな可愛い人がそんなこと言ったらキュンキュンしますよね!?やばかったぁ。

そして4年になり、絹の就活が上手くいかない中で、二人が同棲を始めるところ! 絹の親が新卒で就職しなさいというため就活を頑張るが上手くいかず苦しんでいる時に、麦が「なら一緒に住もう!」と絹に言ったところ。麦のその一言で絹はちょっと救われたんじゃ無いかな!って勝手に思いました。

そして、同棲し始め。これもまた楽しそうで、たまらんです!物件探して、素敵なベランダをみて想像してみたら良い感じで、駅から徒歩30分なんて全然関係なくそこに決めて、家具とか色々揃えて住み始める。これくらい夢中になって恋してみたい楽しみたい!!!私、絶対駅からの距離とか見ちゃうから。(あくまで映画っていうことを忘れちゃいけない笑)んでんで、そこからの就活の分岐、初めは麦はイラストを描くことを仕事として夢に向かっていって、絹はアルバイトをしながら簿記を取った。そして、麦のイラストの仕事が上手くいかず就職することを決意、また絹も就活を。簿記を取った絹は先に仕事が決まり、一方の麦はなかなか上手くいかず遅れて運送業に内定。

そこからでしたよね、色々変わっていったのです。

運送業の営業になった麦は仕事が多くなかなか早く帰ることはできず、休日も仕事があったりと余裕がなくなっていく、すれ違い始め、そして絹と出かける約束していた日にも出張の前日入りが入りいけなくなってしまった。それに対し絹は、『(本当は嫌だが)仕事だからと大丈夫』と言ったが、麦は『全然大丈夫じゃない、断る』と言い、そこで喧嘩が起きてしまった。そんなこんなで、価値観が変わっていきすれ違いが多くなっていく。 まだ私は、学生なので現実はわからないけど、仕事を通して人は変わっていくこともあるということ、なかなか意思疎通ができにくくなっていくこと、寂しくても我慢していること、色々なことを感じました。麦は、仕事が忙しく余裕がなくなっていきながらも生活するために頑張るしか無いと思い、絹は、前していた本の話もしなくなりイラストも描かなくなった麦に寂しさを感じている。そんなふうに思いました。あと、仕事(転職)に対する考え方、「あまり向いてないから次に行く」「そんな簡単に仕事を辞めるなんてありえない」真逆のような考え方の違い。どっちもわかるし、生活がかかっていたら余計に不安を感じて反対したくもなります、でも向いていないのなら環境を変えて次は楽しいことをやりたいとうい意見もすごく同感。なんとももどかしかったです。

どんどん話さなくなっていきお互いが別れようと決め、友人の結婚式の後に別れを言うといっていた。そして結婚式の後、出会った頃によく行っていたファミレスで話をすることに。話を麦が始めたときに途中で「後もう一枚写真があったんだ・・・」と話を逸らそうとし、絹が「麦くん」といったシーン。 決心をした時、男の人よりも女の人の方が意志が強いというか決心したことを通そうとしている感じがとてもしました。麦は泣きながら「別れなくても良いと思う。このまま続けよう」と言った。ずるずる続いたっていいじゃないか、世の中にはこういう人はたくさんいると言う考えだった。

そんな話をしていた時、あるカップルがファミレスに入店。それはまるで、出会った頃のその二人のようなカップルだった。あの頃の何もかもが楽しくて嬉しかった頃を見ているようで、二人とも泣いてしまった。絹が耐えきれず外に出ていき麦がその後を追って出る。そして、外で泣きながら抱き合い別れることとなった。  ここ、目頭にグッときました。涙ブワーーーっときました。今では忘れていた出会った頃の楽しかった記憶が思い浮かんできてあんなに楽しかったのになと思い返してしまう、そんなシーン。そして、24〜25歳はちょうど結婚を考えるそんなタイミングと思いますが、別れるという決断を二人がしたこともなかなか大きな出来事と感じました。「楽しかったね」と言えるそんな5年間の二人の恋。いや、普通に泣けますって。

別れてから三ヶ月、物件が決まらずに一緒に暮らしていき『今だから言うけど、・・・』と言うところが、ふふっと笑えるシーンでした。別れることになったからこそ言えることもあるよなと思いました。そして、別れても話さないとか追い出すというわけではなく普通に仲良く物件が決まるまで過ごしていたこと。そんな関係でいられる別れ方。言葉が思いつかないけど、とても素敵な別れのように思いました。

そして互いに引っ越し、また別のパートナーと恋をしながらも、元カレ元カノが今何しているか、雨の日に彼のアパートに行ったこと、髪を乾かしたことなどを思ってしまう思い出してしまう、そんな部分がとてもリアルに感じました。別れてても思い出してしまうことありますもんね。

 

思うことがたくさんあって、ここまでずらずらと書いてしまいました。ちょっと思ったことをそのまま書いてしまったので読みにくかった方もいたかもしれません。そこはごめんなさい。

 

この作品は大学生以上が見るととても実感の湧くものなのでは無いかと、私は思います。これからの将来として、もしくは自身の経験したこととして、さまざまな見方がある作品だと思います。いろんな人がみてもそれぞれの目線で楽しめると思います!

 

映画マニアというわけでもなく上手く文章にできたのかわからないですが、

ここまで読んでいただきありがとうございました!!!!

 

 

「花束みたいな恋をした。」おすすめです!!!